1:名無しさん


稚内について書かれたプレジデントオンライン(2025年7月25日18:00)およびヤフーニュース(2025年7月25日18:17)等に転載された渡辺広明氏( @yaramaika )の記事について、当社に取材なく当社の名称が使用され、事実とは異なる記述が散見されるため、後記のとおり、訂正すべき点をお伝えします。

▪訂正すべき点について

 上記記事中に「稚内にはケンタッキーのようなフライドチキンを販売するお店があまりありません」と記載されておりますが、当社は、2025年7月1ヶ月において、稚内市内にある当社店舗HOTCHEFで作ったフライドチキン類を13,683個販売しました。HOTCHEFのフライドチキンは、店内のキッチンで生の鶏肉に粉付けし、フライヤーで揚げて調理をしています。

 また、当社の店長が「今は落ち着いたと聞いているが、開店当初はとてつもない影響があったと聞いた」と記載されていますが、当社としては正式な取材は受けておりません。この点、稚内市内の全店長に確認したところ、店長に対し上記のとおりの取材を受けた事実はありませんでした。稚内市内における当社の店舗の売上は、ローソンが3店舗開店した2023年8月2日時点でマイナス11.4%の影響、同8月月間でマイナス7.1%の影響が認められました。

 ローソンが2025年6月に3店舗開店し合計7店舗の開店となりましたが、翌月の2025年7月時点での売上は、2年前の2023年7月時点と比較してマイナス14.9%の影響でした。一般的に、天候の影響による売上減と同程度であり、「とてつもない影響」とは評価しがたいものと考えます。

 さらに、「セコマが道民にこよなく愛されるのは、天候不良などで物流が滞り弁当やおにぎり、サンドウィッチが納品されなかった場合でも、店内調理により顧客に中食を提供できることが大きいだろう」との記載がございました。離島の店舗への配送はフェリーの欠航で配送ができない場合はありますが、それ以外の地域で物流が滞るのは希です。

 「市内18店舗中、銀行ATMがあるのは7店舗のみで、夜中はコンビニそのものが閉まってしまうためいずれも24時間利用ができない。かつ利用できる金融機関が地元の信用金庫やゆうちょ銀行と限られているため、夜間・早朝に現金を手に入れるのは難儀だった」と記載されています。この点については、稚内市内でのATM設置は18店のうち5店というのが正確な情報です。また、ATMは稚内信用金庫のATMで、全国の信用金庫、全国キャッシュサービス加盟(MICS)の都市銀行・信託銀行・地方銀行・第二地方銀行・信用組合・農協・漁協・労働金庫、ゆうちょ銀行のキャッシュカードがご利用いただけることがまったく記載されておりません。平日は7:00~21:00(MICS加盟金融機関・ゆうちょ銀行は8:00~21:00)、土日祝は8:00~19:00で利用が可能であり、事実と大きく異なりますことをお知らせいたします。

2025年8月8日 19:00に掲載されている記事より引用
記事URL:https://president.jp/articles/-/98569?page=1