1:名無しさん




JR貨物の564両、組み立て作業不正…輪軸の金属疲労進行が速まる恐れ

JR貨物は10日、車輪と車軸を組み立てる作業で不正があったと発表した。 運行中の約8500両のうち564両で車軸などの金属疲労の進行が速まる恐れがあり、7月には山口県内で脱線事故を起こしていた。同社は安全性を確認するまで不正車両の使用を停止。 輸送力は最大1割程度、低下するという。

国土交通省は「輸送の安全確保を根底から覆す行為」として、11日から同社に対し、鉄道事業法に基づく特別保安監査を行う。

同社によると、輪西(北海道室蘭市)、川崎(神奈川県)、広島(広島県)の3車両所で2016年以降、車輪や歯車を車軸にはめる作業を行う際、上限を最大10%超過する圧力値が示されたのに作業をやり直さず、川崎と広島では検査記録表も改ざんしていた。 不正のあった車両は、機関車4両と貨車560両に上る。

各車両所で3~5人の作業員が関与したといい、社内調査に「作業のやり直しによる部品廃棄を避けたかった」などと話したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240910-OYT1T50094/