1:名無しさん




石油輸入の5割超を中東湾岸諸国に依存

 数字からも依存は明らかだ。中国税関総署のデータによると、中国の2025年の原油輸入量は5億7772万トンだった。その42%に当たる2億4452万トンが中東6カ国(サウジアラビア、イラク、アラブ首長国連邦=UAE、オマーン、クウェート、カタール)からの輸入だったという。中国のエネルギー関連企業によると、迂回輸出をしていると見られるイランからの原油の推定値を加えると、ホルムズ海峡経由で中国に輸入される原油の割合は56%に達する計算になるという。

 LNGの輸入についても同様だ。25年の中国のLNG輸入量は6843万トンで、そのうち32%に当たる2170万トンはカタールをメインに、オマーン、UAEといった中東諸国からとなる。中東湾岸地域からの輸入が過去最高だったという。中国は世界最大の化石燃料の輸入国だけに、今回の封鎖は原油とLNGの両面で影響を受けかねない。

 中国も手をこまねいているわけではない。中国の原油輸入国でのイラクやベネズエラなどでの有事を想定し、戦略的に原油を調達し備蓄を増やしてきたと見られる。中国税関総署のデータでは、25年12月の原油輸入量は5597万トンと前年同月比17%増えており、単月ベースでは過去最大を記録した。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00485/030200132/