1:名無しさん




 実はPixel 10 Proは、望遠カメラの性能自体は同じながらもデジタルズームが強化されており、Pixel 9 Proが最大30倍までだったのに対し、Pixel 10 Proは100倍までのデジタルズームが可能となっている。ただ、30倍超のデジタルズームはさすがに画質が落ちてしまうのだが、それをAI技術でクリアにするのが超解像ズームProである。

 具体的には30倍以上のズームで撮影した写真に、生成AIの技術を取り入れ鮮明な写真にしてくれる。生成AIを用いるだけあって、元の被写体を完全に再現してくれるわけではないことと、正確性を期すため人物の顔には適用されないといった制約はあるが、かなり離れた場所にある被写体を鮮明にしてくれるのは驚きだ。

 超解像ズームProは設定をオンにしておくと撮影後に自動で適用されるのだが、適用前後の写真のうちどちらを使用するかはユーザーが選べる。生成AIを用いるだけあって超解像ズームProによる補正でかえって写真が不自然になる場合もあるだけに、撮影後は好みに応じた写真を選ぶのがいいだろう。

https://ascii.jp/elem/000/004/315/4315582/