1:名無しさん




 農林水産省が14日、政府備蓄米の市場放出に向けた詳細を発表した。昨夏日本を襲った「令和の米騒動」から続く米価の高止まりは緩和に向かうのか。対策が遅れたのはなぜなのか。【町野幸、古川宗、福富智】

 「かなり遅い。『新米が出れば価格は落ち着く』と農相は言っていたのに、ずっと価格は上がっている」

 東京都墨田区の「スーパーイズミ 業平(なりひら)店」を経営する社長・五味衛さん(65)は、政府の対応をこう批判する。

 野菜や果物、肉類などが手ごろな値段で買えることで地元で人気の店だが、コメは安いものでも5キロで税込み4000円超。新潟県産のコシヒカリでは5000円を超える。五味さんによると、コメの品薄が起きる前に比べ値段は倍になり、この3週間でも700円ほど値上がりしたという。五味さんは「売り上げは品薄前の半分以下。高くて売れないから入荷も減らしている」と嘆き、備蓄米放出で「せめて(5キロ)1000円は下がっ…

https://mainichi.jp/articles/20250215/ddm/003/020/111000c