関大の深澤真紀特任教授が13日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演し、昨年10月期に日本テレビでドラマ化された漫画「セクシー田中さん」の芦原妃名子さん(享年50)が急死したことでクローズアップされた、漫画の映像化問題について自身の考えを示した。
かつて漫画の編集者だった深澤氏は、同作を含めて芦原さんの代表作をすべて読んでいるという。芦原さんの訃報に「本当に残念でならない」と追悼の言葉を口にした。その上で、「SNSの炎上とか、誹謗中傷の問題も大きいですが、原作を改編していいかが語られすぎて、今回の件はそれが問題ではないというお話をしたい」と問題提起。「芦原さんは『セクシー田中さん』という作品の何を守りたかったのか、あまり語られていない。皆さん、原作も読んでいなければ、ドラマも見ていないで語っている方が残念ながら多くて」と続けた。
芦原さんの作風について、深澤氏は「業界では評価されている漫画家の1人。すごく丁寧で、すごく誠実な、すごく難しいテーマを描かれている漫画家の1人なんです」と説明。同作について、「一見、タイトルはふざけてる。しかも、ラブコメだと思われているかもしれないけど、とにかく自己肯定感の低い人に寄り添う作品なんです」とした。<中略>
芦原さんは生前にしたためたブログ(後に削除)で、「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話等、私が漫画『セクシー田中さん』という作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットされ、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない」などと、ドラマ化への苦悩をつづっていた。
これについて、深澤氏は「ラブコメの姿をしているけど、主人公たちがいろんなことに巻き込まれていて、そのテーマを描いている。でもドラマはたぶん、めんどくさいとか、役者に説明できないとか、スポンサーがめんどくさいとかあるのかもしれないけど、面倒なテーマを避けていて」と推測。「芦原さんとしては、そもそも王道の恋愛ドラマではないし、そういう性とか愛に対するトラブルについて向き合っているものなのに、ドラマ側が向き合っていないということで、不信感が生まれてきた」と問題を指摘した。<中略>
そこまでしても、芦原さんはセクシーという作品、田中さんだったり朱里だったり(を守りたかった)」と、意図を推測した。
人物像から自己肯定感、社会問題まで、芦原さんが丁寧に描いた世界観。深澤氏は「本当に人気ある漫画でしたから、田中さんや朱里に思い入れのある読者がいる中、ありがちな“恋愛ヤッホー”みたいなドラマにするわけにはいかないと強く思われたわけですね」とし、「そのドラマ化に当たって、出版社なりテレビ局なりという組織が、芦原さんの真剣な意図を漫画の主人公も、読者も守りたいという意図を理解できていたのか」と、疑問を投げかけていた。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2b1957e7211eb212207abd026197d5a3bdc176
日テレも小学館も逃げおおせたな
>>8
今後、実写化されるたびにその都度言われるし悪ければ大炎上
その下地を作ったね
>>8
本当に怖いのはこれからよ
漫画家達は一連の流れを注視してたからな
こんな不誠実なやつらとは仕事したくないって思ったことだろう
>>399
漫画家の中には、映像作品は別物と割り切ってる人もいるだろう
そうじゃない人は映像化、特にドラマ化に関しては二の足を踏むことになるだろうね
芦原先生は設定とキャラだけかっぱらったオフビートなラブコメディにされるのを防ごうとしただけなのに
日テレのドラマはスポンサーにどんどん抗議しないとな
あいつら全く反省していない
日テレと脚色家としてはタイトルと設定だけ欲しかったんでしょ
日本はレベルがドラマ作るレベルにないという自覚をいい加減自覚してほしい
キャスティングありきでタレントに合わせて設定やキャラが改変されるから無茶苦茶になるって惣領冬実先生も言ってた
>>25
同じドラマが台湾では原作準拠、日本では改変されまくり
どうやったら原作準拠にできるんだろなぁ…
オリジナルのドラマって先が読めすぎてつまんない
だから視聴者は飽きてる
こうすりゃこうなるなんてパターン化が丸見え
ラジオ聞いてたけど至極真っ当な意見だったよ
日テレは今後もガン無視なのかい
>>53
ここまで来たらもう何が何でも逃げ切るやろな
他局も追求してこないし
報道機関とは一体…
1クールで新作ドラマ作り続けるがそもそも無理だろ
テレ朝みたいに相棒とか科捜研みたいに同じシリーズやれば
設定とキャラクターを頂いて無理やり恋愛モノにするってそれって二次創作だわ
これ聴いてたわ。
気持ちは解るがそもそも日本の現状を理解していない。
下手くそに期待するのが間違っている。人間を描ける脚本家なぞ居らんのだよ
与えられた仕事をそれなりにこなしているように見せているのが精一杯なんだな。
しかも10時過ぎの番組で大河なら制作陣も必死だろうが制作陣に原作者同様の思い入れなぞ起こるわけがない。大体10分観てるだけで欠陥が目立ちまたこんな作りかが現状なんだよ、世界とは20年は遅れてる。これは直らん、思いは解るが無理だね。
>>67
アニメの脚本家が出来る事がどうして実写の脚本家だとできないんですかねえ?
無能だからじゃないですか?
アニメだと原作の紙芝居じゃなく原作を読み込んで、コマとコマの間をより深く解釈した脚本と映像が評価されるのに、テレビドラマだといかに原作レイプして異業種とタイアップ出来るかを競うからじゃないですかねえ?
>>90
アニメは手で描くし、その他完全分業制だから脚本準備〉それを下にコンテ化〉レイアウト、、、と時間がかかる。
コンテの時点である程度の尺も決まるしアドリブアドリブ演技なんて出来ない
日本のテレビドラマ制作は瞬発力命
一話で評判良かったキャラを数羽後に出番増やしたり、視聴率のテコ入れでシナリオ変更したり
成り立ちが全然ちがうよ
配信系のドラマ制作は、ちゃんとしてきてるだろ
幽遊白書やサンクチュアリとか
改変の可否じゃなくその手続きが酷すぎたがゆえの悲劇だからかな
好き勝手していいっていう作家はそれでかまわない
原作準拠ならっていう条件で許可されたならそれを守れって言うだけの話
SNSで原作者を攻撃してたのは脚本家な
これをすり替えてはいけない
>>76
これだよね
この女がインスタで原作者が悪いワタシ何も責任アリマセーンと嫌味ったらしい投稿をしなければ先生は亡くならなかった
日テレもホリプロも小学館も皆責任が重すぎるけど
原作者をネットで追い詰めるネタをバラ撒き、ヨーイドン!とピストルを鳴らしたのはコイツ
セクシー田中さんはおそらくNetflixやAmazonプライムやDisney +だったら、比較的原作者の意図に近い映像化がされたんだろうな
恋愛ヤッホーワロタ
映像制作側の恋愛脳がくっそ馬鹿にされてるな
ちょっと偏ってるかもしれないけど、小学館って恋愛ヤッホーだけじゃない少女マンガを受け入れてくれてたんだよね
だから小学館に来て伸びた女性漫画家さんも多いんだよ
これからもちょっと変わった少女マンガを大切にしていって欲しい
生きづらさとかドラマ業界に関わってる人間には死んでも理解出来ない分野だもんね
しかも今回のスタッフなんてまさしく恋愛ヤッホー軍団だし
映像の専門家達も「原作に忠実」は無理
って言ってるし、ようするに日テレは「原作に忠実」の約束を当初から守る気がなくキャッチーなタイトルの「王道ラブコメ」を撮る気で騙したってことでええんかな?
>>147
田中さんの作者も忠実にしろとは言ってない
変えてほしくない部分があっただけ
>>167
「原作に忠実」が条件
でも大幅に譲歩する人だったみたいで「重要な部分変更してるけどなんで?」って制作側の言い分を聞こうとしたって話やで(なお、満足な回答はなかった模様)
すごい。消されたブログについてコメントした人がいるのか
消された編集長の文章にも恋愛ヤッホーじゃないって書いてた気がしたがー
どうしてこうなった
原作者は終始役者じゃなく、脚本家に苦言を言ってた事を忘れてはいけないよ
いまの日本のドラマは仕事かシチュエーションが違うだけでどれも展開は同じ
職場あるあるのなかで起こるトラブルを通して恋愛するか成長するかを描くだけ
テレビ局は目新しいシチュエーションを探してるだけで原作の中身なんかどうでもいいの
元広告代理店「改変したなんて言ってるのは第三者のみ、先生は満足してた、ネット民が脚本家たちを批判したから自責の念んでなくなった」
noteプロデューサー「最終話の視聴率低下で責任を感じた。その上でネット民が脚本家たちを批判した、ブログを読めばわかるはず!先生は納得してたし告発なんてものじゃない!」
何度も指摘してるのに、毎回大幅に改変された脚本が提出してたんだろ
これはもう故意にやってたんじゃねえの?、だって毎回だろ
ちゃんと細かく契約書を交わすこと
テレビ局 出版社 原作者 脚本家の4者で一度は話し合いをすることは絶対だと思うけどね
直接話せないから行き違いが起こるんでしょ
こういうことはこれからもぜったいしなさそう