1:名無しさん




 だが一方で、離島の宮古、八重山では、琉球王国時代の沖縄をポジティブに評価する声は少ない。

 首里王府は宮古、八重山のみに人頭税という過酷な税を課し、離島住民には収奪者として臨んだ。当時の離島住民にとって、首里城は圧政の象徴にほかならない。

 琉球王国時代の八重山をうかがわせる伝承は悲惨なものばかりだ。民衆を圧迫した首里王府に反抗し、成敗された英雄オヤケアカハチ、王府の命令で他の島に強制移住させられ、恋人同士が引き裂かれたという野底マーペー、与那国島で人減らしの場所だったとされるクブラバリなどが代表例だ。

 仮に「琉球共和国」のようなものが誕生したとしても、それが県民、特に離島住民にとって幸せな政治体制になり得るのか。歴史を見る限り大いに疑問である。たとえば基地反対を最優先の国策とし、離島の住民生活を二の次、三の次にする構造的差別の国になりかねないという危惧すら抱く。

https://www.yaeyama-nippo.co.jp/article/18428