フランスメディアのRFIはこのほど、同じくフランスメディアであるル・モンドの記事を引用して、中国で消費が伸び悩んでいる状況やその原因を分析する記事を発表した。同記事によると、問題の根底には、さまざまな背景により「社会を信用できない」ことがあるという。
中国では多くの人が「消費に対して慎重」な状況になっている。4月には、社会消費財小売総額の前年同月比の伸びが0.2%だった。また、米国では消費がGDPの70%に近いが、中国ではわずか40%にとどまっている。中国での消費の弱さは、すでに外交や貿易関係に影響を及ぼしている。欧州連合(EU)などは中国の輸入不足を常に批判している。EUの対中国貿易での赤字は、「1日当たり」で約10億ユーロ(約1800億円)だ。
中国での消費低迷の原因としてはまず、2020年に始まった不動産危機を挙げることができる。中国ではそれまでの20年間、急速な都市化に伴い、住宅価格が上昇し続けた。人々は不動産が最も安全な投資先と信じ、家庭の富の約70%を不動産に投入した。中国当局は20年、不動産バブルを防ぐことを目的として、デベロッパーの負債規模の制限を開始した。このことで、恒大などの大型不動産企業が相次いで危機に陥った。その後、北京、上海、深センなどの大都市の住宅価格は累計で4割近く下落し、大量の家庭で資産額が減少した。バークレイズ銀行の推計によると、中国の住民が不動産価格の下落で失った資産額は15兆ユーロ(約2兆8000億円)を超えた。
富の縮小は住民の消費心理をはっきりと変えた。多くの人が旅行、会食、および不必要な支出を減らし始め、より多くの収入を銀行に預けるようになった。
工業の生産能力過剰も中国人の消費低迷の一つの原因と考えられる。中国の多くの業界では供給が需要をはるかに超え、激しい価格競争が発生した。企業の利益が圧迫されたことで、賃金の上昇は停滞し、さらには下落するようになった。同時に、若者の失業率が高止まりしたことが、若い世代の消費にブレーキをかけた。親の世代は子に経済的支援を提供することになり、出費を控えるようになった。
中国人が消費に慎重になった背景には、中国の社会保障制度の相対的な脆弱(ぜいじゃく)性があるとの指摘もある。中国は世界をリードする高速鉄道網をはじめとする整備された公共交通、高いレベルの教育と医療施設を獲得するに至ったが、失業保険、医療保障、年金などの面では「整備途上国」だ。人々は将来のことを考えれば、消費生活を安心して楽しめる状況ではない。
記事は、北京市内で配車サービスの運転手の仕事をしている52歳男性の事例を紹介した。男性はかつて、家電修理店を経営していたが、顧客が減って配車サービスの運転手に転職せざるを得なくなった。しかし配車サービス業界でも競争は同様に厳しい。男性と妻は毎月の貯蓄を維持するために外食を減らしただけでなく、市中心部から遠く離れた郊外に住居を移した。男性は、不動産業界の低迷が建設労働者の大量失業を招き、その中の多くの人が、配車サービス業界に参入したと紹介した。
中国では中間層も消費を削減している。EU系の粉ミルクメーカーで管理職を務めている、ある46歳女性にると、人工知能(AI)の発展が40歳以上の従業員の雇用を脅かすことが心配なので、給与の約40%を投資や消費ではなく、預金に回している。女性はぜいたく品や輸入商品の購入をやめて、価格が手頃で品質が悪くない国産ブランドを選ぶようになった。女性は、「最も大切なことは安心感になりました。見栄を張る消費ではありません」と説明した。
ル・モンドは、「中国政府は改革を試みている」と指摘した。最近打ち出された措置には、出稼ぎ労働者が就労地で公共サービスを享受する権利の拡大、デリバリー配達員などの新たな就業グループの労働環境の改善、さらに旅行消費を刺激するための春や秋の連休延長がある。しかしこれらの政策も、人々の間で定着した「貯蓄志向の考え方」を急速に変えることは難しい。
結局のところ、中国の消費不足は経済の問題であるだけでなく、「社会全体の信用の問題」という性格が強い。不動産価格が上昇し続けることがなくなり、雇用の見通しが不確実性に満ち、社会保障が依然として不十分な状況にあって、住民の「事前の備え」を重視する傾向は自然に強まっている。(翻訳・編集/如月隼人)
https://www.recordchina.co.jp/b978501-s49-c30-d0198.html
今後、伸びるのは韓国
近い将来、アジアの盟主になるだろう
>>6
…へぇ〜アジアの盟主か〜
よかったね(ニヤニヤ)
中国国内の話?
フランスはよほど中国がきになるらしいな
日本は日本国内の中国人の落とす金が中国人内で還流するのが問題、みたいなフェーズなんだけどな
世界はいい勉強になったんじゃねw
不動産に全振りした経済の屋台骨が折れてるのに無茶な要求だ
指導層と一握りの富裕層以外総崩れになるだろうよ
バブル弾けて金が無いだけだよ?
> 給与の約40%を投資や消費ではなく、預金に回している。
こいつらのいう投資ってどんだけリスキーなんだ?
まあかつては理財商品とかでトラブルいろいろあったのにそういうの好きな民族だしねw
しかし預金も中国じゃ信用できるかというとなあ。
不動産EV太陽光パネルにロボット全部ダメw
海外人気で増産中の抹茶も草の味らしいしこれもそのうちダメになりそうw
なんならちゃんとできるのこの国…
まだまだタワマン住民も一条龍も居座っているので
日本と中国で連携して資産付きで追い出していこう
買わないんじゃなく買えないんだろ🤭
住宅を投機商品にすると住めないじゃないか。需要はあるんだから(だからいじられる)。
ここ人類経済の矛盾だよな。
見事なデフレ社会w
中国の住民が不動産価格の下落で失った資産額は15兆ユーロ(約2兆8000億円)を超えた
これ間違いだろ
中国の住民が不動産価格の下落で失った資産額は15兆ユーロ(約2800兆円)を超えた
なのでは?
>>48
それな
信用が無いのは今に始まった話じゃない
明らかに不況で経済的に余裕が無いから消費を渋ってるだけ
職を失い収入がないんだから見栄もクソもないだろう
>>57
中国が就職難って本当なの?
工場や農園は働き手がいなくてアフリカから黒人移民を連れてきてると聞いたけど
>>66
日本で例えるなら国立大新卒が就職先なくてウーバー配達員やってるイメージ
余りに仕事ないんで「資格なんて意味ない」と揶揄される始末
アジアの喪主
30年前の日本を見てるみたいだ
>>59
内債の段階で不良債権化に着手してない時点でアレより遥かに酷い
ずっと氷河期のターン
>より多くの収入を銀行に預けるようになった
自国政府が共産党だって事を忘れてるんじゃないかな
買ってくれないならただただ関わりたくない存在でしかないからな
買えない、の間違いでは
中国は昔から偽物をつくっていた。社会を信用できないのは昔からだった。でも爆買いしてた。
中国人が買い物しなくなったのはただ経済が落ち込んだからである。
こないだまで爆買いやってたというのに
ただのデフレ
>>1
そりゃまあ大躍進とか
文化大革命とか
天安門事件とかある社会で
社会を信用しろと言われても…
みんな等しくみんな貧しい
これぞ共産主義のゴールじゃないか

