1:名無しさん




 長野県中野市で4人が殺害された事件では、散弾銃よりも威力の強い猟銃の一種「ハーフライフル銃」が使用された。警察庁は事件後、銃刀法を改正し、ハーフライフル銃の規制を厳格化。所持許可を出す際の調査や使用状況の確認も細かくし、悪用防止対策を進めている。

 ハーフライフル銃は銃身の内側の約半分にらせん状の溝があり、散弾銃より射程が長く命中精度が高い。散弾銃と同じ扱いで初心者でも許可申請ができたが、3月の改正銃刀法施行後は10年以上の猟銃所持歴があることなど、原則ライフル銃と同様の厳しい基準になった。

 ただ、施行前の駆け込み購入もあり、2024年の登録数は7604丁と前年から倍増。警察庁の担当者は「散弾銃を厳密に登録し直した例も多い。特例で基準が緩和された北海道のように害獣対策の需要も高い」とし、数ではなく適切な管理が重要だと強調する。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025090400690&g=soc