アクセンチュアにアサヒ子会社を売って400人の社員を実質的にリストラしたらサイバー攻撃されるというなんというか恐ろしい顛末。ちなみに被害総額の想定はおよそ30億円規模で解雇した場合の短期的な損失は20億円規模だから関係はわからないが、まさに因果としか言わざるを得ない。 https://t.co/uRu8IlALgm
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 6, 2025
アサヒグループホールディングスが身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」による攻撃を受けた問題で、ロシア系とみられるハッカー集団が闇サイト上に同社に対する犯行声明を公開したことが、複数のセキュリティー関係者への取材でわかった。同社の内部情報などファイル約9300件、27ギガ・バイト分のデータを盗んだとしている。
同社は8日、サイバー攻撃によって流出した疑いのある情報をインターネット上で確認したと発表した。「情報の内容や範囲は調査中」としている。
複数のセキュリティー関係者によると、犯行声明は7日夜に公開された。財務文書、予算書、事業計画、従業員の個人情報などを盗んだと主張し、盗んだ一部とみられるデータの画像も公開している。身代金の要求の有無や交渉期限などの情報は含まれていない。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251008-OYT1T50170/
今回の件で誰が得をしたのか。原因はランサムウェアでしたが、利益と言う点から推察するに、セキュリティ軽視は、他社への利益供与と同じということです。そしてその背景には、正常な競争だけではない可能性が高いということ。https://t.co/Qxm6wITnnh
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 7, 2025
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 7, 2025
アクセンチュアの災難()
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 7, 2025
・日本通運と基幹システムを巡り日本通運と約125億の損害賠償訴訟
・NTTドコモと共同で立てたNTTDigitalのウォレットがサ終し多くの関係各所に未払いが発生
・アサヒHDから子会社を買収後、アサヒビールでシステム障害←New
すみません一番大事なやつを忘れていました
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 8, 2025
・再委託禁止なのに再委託を行ってしまいデジタル庁から4ヶ月間の指名停止処分をくらう
一連の出来過ぎた経緯をまとめてくれた方がいるので参考にどうぞ。現段階において陰謀論なのはご注意ください。https://t.co/oiNjwucXl8
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 8, 2025
[1/8] アサヒビールのサイバー攻撃の経緯を調べてみると色々と闇が深い
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
まず今年の2/6、アサヒは公式サイトで社内の人事・経理・システムなど管理するアサヒプロマネジメント社の株式を外資アクセンチュアへ80%譲渡すると発表した
そして約400名の社員は強制的にアクセンチュアへ転籍することになる
[2/8] この強制転籍について酷いリストラ手法だとSNSで批判が殺到すると、7/17号のダイヤモンドの記事で濱田CEOは「転籍はリストラではない」と主張し、さらに「2月上旬に該当社員には通告済」と説明した
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
ところが2/1は土曜
2/6の公式発表前に2月中に事前通告するには、当日を含め直前の4日間しかない
[3/8] 不満たっぷりの社員を抱えたまま、9/29にアサヒグループの基幹システムはサイバー攻撃を受けて崩壊
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
メインより先にバックアップもロックされたと壊滅的な噂まで流布している
常識的に考えれば、ほとんどの部分はイチから再構築が必要で、復旧には最低でも4ヶ月、ヘタすれば半年以上かかるだろう
[4/8] そして9/29という日付が実に不思議なのは、アサヒプロマネジメント社の社員が転籍するのが10/1付であるということ
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
9/29月曜日の週明け出勤のバタバタの中でランサムウェアが発動してシステムがロック
しかし、すべてのシステム担当者は2日後の強制転籍に向けて準備中というタイミングなのである
[5/8] これを偶然とするにはあまりにタイミングが良すぎる、というか悪すぎる
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
もちろん、アサヒプロマネジメント社の社員にランサムウェアをカスタマイズ設計できるスキルがあるとは思えない
それは技術的にハードルが高すぎる
しかし汎用的なランサムウェアを使用するとなると話は少し変わってくる
[6/8] 仕様を熟知した内通者がバックドアを手引きすれば、ランサムウェアの発動を狙った期日に合わせて確実に実行できる可能性は飛躍的に向上するだろう
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
事前通告を「2月上旬」と曖昧な表現をすることで、直前に通告したことを隠匿する経営陣への不信は、犯行動機に繫がり得るだけの状況が揃っている
[7/8] その状況だけで内部犯行説の論拠にはなり得ないが、あまりに状況が揃っているのは不自然すぎる
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
10/7現在、出荷管理は電話と手作業で行っているという
つまりランサムウェアの身代金を支払っていないということだ
もし身代金を払って復旧すればログから犯行経路を検証できる可能性もあるのだろう
[8/8] 犯行経路を検証して何を得られるかを冷静に考えると、身代金の支払いで社会的信用を失うリスクからも、旧システムは廃棄しイチから構築することが現実的な選択なのだろう
— ピエール猫蔵 (@maigo_no_nekozo) October 7, 2025
そこまで見越しての犯行であるなら、これは永遠に首謀者が判明しない完全犯罪とも言える
すべては私の完全な妄想だけどな
ハッカー集団が犯行声明https://t.co/2Qf7kY6Dix
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 8, 2025
因果は巡るですか?
— 柴野幸一 (@scipio8374) October 8, 2025
アサヒ人員削減に悩む→チュアは人が欲しい→合意してMAする→アクセンチュがキリンとAI分野で提携→アサヒビールでシステム障害が発生、管理元はCTC(伊藤忠)→アサヒが動けないのでキリンへ発注過多で増産増
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 8, 2025
今のところアサヒと伊藤忠が一番ダメージを食らってる
バチが当たったってやつか。
— ウッキー徒然 (@ukkey_tsuredure) October 7, 2025
しっぺ返しって感じだよね
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 8, 2025
チュア、キリンとも提携しとんのか。
— たすく@寝不足 (@ntc234895) October 8, 2025
これでランサムウェアの大元のカタカナ読みが「キリン」って、ジョークが完成しすぎなんやけど。
大草原不可避www
まあ、実際今回のシステムを開発したのはアサヒビジネスソリューションズとCTCだから
— モンブラン (@SweetPotatoTK) October 8, 2025
あまり関係ないだろうな
知識ある人達を切ったらこうなりますよねw
— 最後の勇者 (@nampinbuy) October 8, 2025
半導体も日本でリストラされてた組がアジアで重宝されたとか…
ここまでダメージのあるハッキングは、何かしら知っている人が関与しているのはありますね。
— cryptoisnotvirtual (@cryptoisnotvirt) October 9, 2025
金で済む話ではなく、過去にも日本国内だけでもこう言った事実はありますから自業自得としか。アクセンチュアもこの手のスキルは大したことはないので、復旧には相当かかるでしょうね。
当事者ですが、あると思いますよ。報じられている内容よりもエグいリストラでした。
— ダン@リストラビールマン (@restructureab) October 8, 2025
この文章を読んでアクセンチュアが悪いと思う人が多いところを見るとやっぱみんな文字読めてないんだな…
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 9, 2025
今回悪いのは大前提、社員に対して説明責任を果たしていない、子会社を売却して人員削減を画策した、アサヒHDです。次に悪いとされるのは、ランサムウェアを感染させた人物、または、組織です。 https://t.co/CHZPuGO9gx
一方で本質的な意味からいうと、その子会社からアサヒビールの基幹システムにアクセス、あるいは権限が本当になかったのか?というのは問題で、多くの利害関係を見ると、ビジネスとして、アクセンチュアは得をしている可能性が非常に高い。
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 9, 2025
結果的に、復讐と、利害と、株価、様々な思惑が蠢いている。
今回の問題で一番デカイのは持ち株会社系のHDが子会社をMAした時にHD全体で使っているシステムのアクセス権限をHDの経営陣がそのセキュリティと現在の運用状態と、その権限移行期間を理解していない可能性が高いということ。MAにおいて会計上だけじゃなくて様々なリスクがあることを理解して欲しい。
— 中山仁智@酒と野球とセキュリティ (@active_cns_N) October 9, 2025