1:名無しさん


日を跨ぐほどイランの弾道ミサイルの発射が減っています。

①450発とかなりの量を発射して備蓄が減ってしまった
②イスラエル軍が弾道ミサイル発射機を破壊した
③イラン西部の航空優勢を取られたイラン軍が東部に発射機を逃した

など、色々な可能性が考えられます。

それにしてもイスラエル空軍が弾道ミサイル発射機の位置を捕捉して次々と攻撃しているのは驚くべき事です。
湾岸戦争の時、多国籍軍がイラク領内に特殊部隊を潜入させて「スカッド狩り」をしたときは、めぼしい成果は上がりませんでした。
最近のフーシ派への攻撃でも現地情報が不足した米軍は目立った成果を出せず、イスラエルの諜報網がイラン国内の情報を正確に掴んでいるのとは対照的です。

 



イラン、イスラエルに向けて多波攻撃作戦で450発以上のミサイルを発射。

オープンソースデータによると、イランがイスラエルに向けて発射したミサイルの数。

 

 

いずれにしても、イスラエル空軍が目を光らせているイラン西部から弾道ミサイルを発射するのは自殺行為であり、今後は比較的安全な東部からミサイルを発射すると思いますが、当然ながらイスラエルから離れた発射点から攻撃するには中射程弾道ミサイルが必要になります。
射程数百kmの短距離弾道ミサイルに比べて、より大型の弾道ミサイルは数が少ないと思われ、今後もこの減少傾向が続くのではないでしょうか。