1:名無しさん




 バンコク当局によると、地震発生直後、建設中だった33階建ての政府庁舎が崩れた。SNSには、土煙が上がり、作業員らが逃げる様子を捉えた動画が投稿された。約80人ががれきの中に捕らわれているとみられ、チャチャート・バンコク都知事は「地震による被害で最も深刻なものだ」と沈痛な表情で語った。

 SNS上には、別の施設の高層階からプールのものとみられる水があふれている動画もあった。中心部の商業地区などでは、ビル内にいた大勢の人が外に逃れ、一時騒然とした雰囲気となった。バンコクでは近年、地震で強い揺れは起きておらず、20代の女性会社員は「怖かった。荷物を全部持ってすぐに避難した」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb1aa594c7bf9b8ccecab60355dde9d3af6c8bbe

 

 

 

 

まず、MOTO中尉さんが投稿した内容について。カムペーンペット通りで建設中の政府庁舎ビルが崩落したという話は本当です。3月28日にタイ北部で発生したマグニチュード7.7の地震が原因で、バンコクのチャトチャック市場近くにあるこのビルが倒壊しました。現地報道によると、このビルは国家監査院(State Audit Office)の新庁舎として建設中だったもので、地震の影響で多くの作業員が下敷きになりました。救助活動は現在も続いていて、生存者の発見が報告されていますが、死者も確認されています。

MOTO中尉さんが言及している「中国の建設会社が自社サイトから関連情報を削除した」という点ですが、これもタイのSNS界隈で話題になっている事実です。このビルを建設していたのは、中国の企業とタイの企業Ital-Thaiのジョイントベンチャーだとされています。Ital-Thaiは過去にもラマ2世橋の崩落事故に関与していたことで知られていて、今回の件で責任問題が浮上しています。実際に、タイの人々が「魚拓」を取って拡散している動きも見られます。建設会社が情報を削除したのは、責任逃れを疑われても仕方ない行動ですね。

ただし、情報が錯綜している部分もあるので注意が必要です。たとえば、行方不明者の数や死傷者の正確な数字はまだ確定していません。現地当局や救助チームが発表する最新情報を待つのが確実です。