1:名無しさん
天皇御在位60年記念10万円金貨についてはこれまで何度となく書いてきました。10万円額面の純金で、発行当時のゴールドの価値は4万円程度でした。それを10万円で発行販売したわけです。当時の大蔵省は一枚につき6万円儲ける予定でした。 pic.twitter.com/ofByG0qYNW
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) May 13, 2024
ところが純金は加工がしやすく、スイスの犯罪集団が型を取って「純金」の偽物を作って日本に持ち込み、4万円の純金で10万円を手にするという濡れ手に粟。大蔵省は目論見の逆に大損。ということになりました。ゴールドの価値以上の額面をつけるという愚行のリスクを考えなかったのです。 https://t.co/jRBBtV6Alj
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) May 13, 2024
話題になった事件ですね。
— hikozaru (@hikozaru43454) May 13, 2024
今は金価格が上がって、金の価値が額面を上回っているので時代の変化を感じます。
おお、その落ちは知らなかった。
— ssmizn (@ssmizn1972) May 13, 2024
発行販売で売り切っとれば損はしてないのと、偽物をどう流通させたのか、造幣局発行を仕入れて売るルート以外ってあるかなぁ、偽物買ったやつは損しとるかも知れんけど、犯罪集団純金で作っとったかもわからんし、いくらでも、結果は同じような(´・д・`)
— seventhly (@seventhlyoyl) May 13, 2024
金に限らず、素材価値が通貨価値より安く、偽造が容易な高額貨幣の問題。
— cchommus (@cchommus) May 13, 2024
高額紙幣はその辺しっかり対応してるけど、記念硬貨は気を付けないとってことですね。
この話にはまだ続きがあります。この金貨買った人の多くは未来のプレミアムを期待したのですが、発行枚数が半端なかったためプレミアムは付きませんでした。ただ最初4万円であったゴールドの価値は上がっていき、それが10万円に近付いてくるとヤフオクなどで10万円金貨が買われだしました。 https://t.co/aV5OsGLMJR
— Bruce Ikemizu (@BruceIkeGold) May 13, 2024
国が法定通貨としての10万円の価値を認めているということは、いつでも10万円で売ることができるプットオプションをただで保有するということになります。ゴールドはそれから上がり続けて30グラムの純金である10万円金貨の価値は36万円くらいになっています。10万円で買えば価格下落のリスクなく上昇可能性は無限大という素晴らしい「投資商品」だったのです。