1:名無しさん


2023年は「韓国の大衆文化が米国を征服した年」だったのか? ビルボードだけを見ればその通りだ。2023年だけでも、BTSメンバーのJIMIN(ジミン)とJUNG KOOK(ジョングク)がシングルチャートの首位に上った。アイドルグループのNewJeans、TOMORROW X TOGETHER、Stray Kids、ATEEZはアルバムチャートで1位になった。ビルボードのチャート征服は、強力な固定ファン層が初週に集中的にアルバムを購入したことで成し遂げられたもの、という声も多い。強力な固定ファン層は、罪ではない。強力な固定ファン層自体も成果だ。NewJeansの成果は強力なファンダムが形成される前のものなので、一段と意味がある。私はNewJeansのファンだから、そう言える。一方、ネットフリックスでは『ザ・グローリー ~輝かしき復讐(ふくしゅう)~』『フィジカル100』などが米国でも多くの視聴時間を記録した。これほどであれば、韓国の大衆文化が米国でついに意義深い集金を始めたと見なしてもよいだろう。だとすると、韓国の勝利なのか?

 残念ながら、2023年を振り返って、いささかとんでもないことを言わねばならない。実は2023年は、日本の大衆文化が米国を征服した年として記録されるだろう。2023年12月の米国ボックスオフィス(映画の興行収入)は日本が征服した。東宝の製作した『ゴジラ-1.0』が、12月初めに米国ボックスオフィスで2位になった。米国が東宝から版権を買って製作したハリウッド版の「GODZILLA」映画ではない。日本の観客のために製作された「ゴジラ」映画だ。一瞬のヒットで終わりそうでもない。これまでの収益だけでも3500万ドル(現在のレートで約49億8000万円。以下同じ)、韓国ウォンにして約455億ウォンに上る。スティーブン・スピルバーグ監督が「映画作りの王道」と称賛するくらい、反応もいい。韓国でも公開された宮崎駿のアニメ作品『君たちはどう生きるか』も、12月第2週に米国ボックスオフィスで首位に立った。これまでの収益は2300万ドル(約32億7000万円)、韓国ウォンで約298億ウォンを超える。

多数の韓国映画が北米市場を狙ったが、明確に成功を収めた作品は1本だけ。それはオスカー受賞作の『パラサイト 半地下の家族』で、総収益は5300万ドル(約75億4000万円)、韓国ウォンで約685億ウォンだった。『ゴジラ-1.0』と『君たちはどう生きるか』はすぐにこの数字を上回るだろう。しかも、この2作品の成功は、日本大衆文化の独創的ジャンルである怪獣物とアニメーションの産物、元は日本の内需市場向けというところに興味深い部分がある。『ゴジラ-1.0』は、敗戦後の苦痛の中にあった日本人が怪獣の侵攻に打ち勝つという、実に日本的なストーリーの作品だ。『君たちはどう生きるか』もまた、第2次大戦中の日本を舞台として、宮崎監督の極めて個人的な叙事をつづっている。つまり、米国に売り込もうとして作ったものではない、ということだ。

 2作品の成功をもたらしたのは、ひとえに文化の力だ。1954年作の『ゴジラ』から出発した怪獣映画ジャンルは、日本では一般的な大衆文化だったが、海外ではサブカルチャー(小集団が楽しむ下位文化)中のサブカルチャーだった。サブカルというのはそういうものだ。少数のマニアの怪しげな趣味としてスタートするが、マニア層が世代を重ねて続いていくと、ある瞬間、メインストリームになる。子どものころ「ゴジラ」シリーズを苦労して探して見ていた西欧のマニアたちは、成長してハリウッドを引っ張る人間になった。スピルバーグが、まさにそんな人物だ。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)の後半には、「なんでゴジラがアメリカにいるんだ。これが嫌で逃げてきたのに!」と叫ぶ日本人が登場する。既にこの時期、米国市場においてゴジラという存在はサブカルを超えていたことを意味する。今の『ゴジラ-1.0』の米国におけるヒットは、日本が長年倉庫に積み上げてきた文化商品の、最初の本格的な米国侵攻と称しても良いだろう。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/01/01/2024010180006.html

 

3:名無しさん


侵攻とか征服とか、できた事のないコンプレックスが透けるなあ

 

9:名無しさん


数週間連続で1~3位くらいにいるのが
本当に「人気がある」ものなんだよな

まあ、アメリカでもそういうのは少ない方だけど

 

10:名無しさん


内需で商売できない国には死活問題だ

 

27:名無しさん


流行り廃りのあるものにいちいち大げさなんだよな

 

32:名無しさん

>>27
ハリウッドがポリコレで沈んだだけだしね~?

45:名無しさん


言ってる意味がわからない

 

57:名無しさん


>。『君たちはどう生きるか』もまた、第2次大戦中の日本を舞台として、宮崎監督の極めて個人的な叙事をつづっている。

よくわかってるじゃんかw

 

64:名無しさん


日本の恐ろしいところは、米国で(世界で)ヒットさせようとして作った物じゃないということだ
日本での公開を前提で作ったら、米国で受けちゃったのが「君たちはどう生きるか」「ゴジラ-1.0」
日本の漫画やアニメだって同様に日本人のために作ったはずなのに世界で喜ばれてしまう
そしてそうなっても大して喜ばない

 

72:名無しさん

>>64
文化ってのはそういうものだよ、自分達が楽しむ為のものが、たまたま他国でも楽しまれた

だから伝播する、それをまたローカライズしたものがまた伝播する、パス回しやキャッチボールだな
だから、イギリス海軍から伝播したカレーが150年経てカツカレーになってイギリスに戻りイギリスの国民食みたいになったのを、イギリス人も、これが正しい文化の伝わりだなwと言っている

61:名無しさん


元記事探して読んだら、韓国人は割とこのコラムに批判的だった

 

94:名無しさん


なんでマリオ映画に触れないんだ?
あれこそ北米5億7千万ドル、大ヒット中の大ヒットじゃん

 

96:名無しさん

>>94
それまで含めると自尊心を粉砕するから。

149:名無しさん


メカゴジラのほうが米向きじゃないかなあ

 

161:名無しさん


そもそも世界で一番売れてるWEBコミックってスパイファミリーだしな~
あれは紙のジャンプでやってない

単にコマ割りをデカくすれば済む話

 

318:名無しさん


上下がある場合下の最後のほうに本当に言いたいことが書いてある

 

320:名無しさん


>『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)の後半には、「なんでゴジラがアメリカにいるんだ。これが嫌で逃げてきたのに!」と叫ぶ日本人が登場する。

こんなのあるのかw面白すぎやろ

 

400:名無しさん


音楽映画などのメディア産業は、日米の2カ国だけで、全世界の8割を支配しとるし

 

463:名無しさん


去年の映画で全世界で一番売れたのはマリオの映画だけど(13億4900万$)
数字が強すぎてあえて無視してる感じですかね?🤔