1:名無しさん




ちょうど50年前の、1976年。村上龍は『限りなく透明に近いブルー』をひっさげて、私たちの前に姿を現した。それはまさに「出現」と呼ぶにふさわしく、小説のモチーフのスキャンダラスな要素も相俟(あいま)って、爆発的な売り上げを記録し、社会現象となった。長崎の高校生だった私も、親に隠れて読んだ。そんな時代だった。

村上の訃報に接して、最初に浮かんだのは、村上龍はちょうど半世紀、作家であり続けたのだな、…

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD260RU0W6A021C2000000/