1:名無しさん




ECCメモリの「ECC」とは “Error Checking and Correcting” の略で、日本語では「エラー訂正機能付きメモリ」と呼ばれます。コンピューター内部では、電磁的な干渉などが原因で、メモリ上のデータが正しく読み書きできない「エラー」が発生することがあります。

このようなエラーが起こると、データが破損したり、最悪の場合はシステムがフリーズしたりクラッシュしたりするおそれがあります。一般的なパソコンでは発生頻度はそれほど高くありませんが、サーバーやワークステーションのように長時間安定して稼働し続ける必要のある環境では、わずかなエラーでも大きなトラブルにつながる可能性があります。

そのため、ECCメモリはエラーを自動で検出し、必要に応じて訂正する仕組みを備えています。これにより、メモリエラーによるシステム障害のリスクを大幅に減らし、信頼性や安定性を確保することができるのです。

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