1:名無しさん




茂木外務大臣会見記録
(令和7年10月28日(火曜日)17時22分 於:本省会見室)

日米首脳会談(会談の成果等)

【共同通信 鰍澤記者】本日の日米首脳会談について伺います。先ほど行われた日米首脳会談、大臣も御出席されていたと思いますが、この会談に対する評価と成果をお伺いします。あと、日本の歴代首相は、米大統領の来日を機に個人的な関係を深め、日米同盟を深化させてきた経緯がありますが、今回の会談で、両首脳は、個人的な関係が築けたとお考えでしょうか。また、歴代首相や外相は、就任後、訪米するケースが多いですが、高市首相と大臣の訪米の予定を伺います。最後の質問になりますが、トランプ大統領は、拉致被害者と面会しましたが、拉致問題について、日米で、どのように解決していくお考えでしょうか。また、米朝首脳会談実現に対する期待をどのようにお持ちでしょうか。お願いします。

【茂木外務大臣】本日午前、日米首脳会談に同席したわけでありますけれど、和やかな中にも、充実したやり取りだったと思っております。日米同盟の新たな黄金時代を築いていく上で、大変有意義な会談になったと考えております。私が拝見していまして、一連の行事において、両首脳は、初の対面でのやり取りとは思えないほど、率直なやり取りをされていたと思います。今後につながっていく個人的な信頼関係が築けたと、このように確信しているところであります。
 また、冒頭に述べたとおり、私もカウンターパートでありますルビオ長官と初めて会談を行いましたけれど、ルビオ長官、御案内のとおり、非常に率直な方でありまして、聡明でもあります。いい会談ができたんじゃないかなと、こんなふうに思っているところであります。また、個人的な信頼関係も築けたと思っておりまして、これからは、「トシ」「マルコ」と呼ぼうと、こんな話もさせていただいたところであります。
 また、訪米の予定でありますけれど、高市総理、そして私、現時点で決まっていることはありません。
 今後、さまざまなレベルで、日米同盟を更に高みに引き上げていく必要性、これは十分認識をしているところであります。
 拉致問題でありますが、拉致問題の即時解決のためには、我が国自身の主体的な取組に加えて、米国を含む国際社会と連携が重要であります。本日の拉致被害者御家族の皆さんとの面会におきましても、トランプ大統領、そして、ルビオ長官の方から、この問題解決、即時解決に、全面的に協力すると、いうこういうお話もあったわけでありまして、これも非常に有意義な機会でありまして、拉致問題の即時解決に向けて、日米間でも、また協力をし、国際社会の国際世論も更に喚起をしていきたいと、こんなふうに考えております。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaikenw_000001_00182.html#