1:名無しさん




 そして叩き出したタイムも圧巻だった。降りしきる雨のなか、世界歴代2位となる47秒78をマーク。実に40年ぶりの47秒台で、旧東ドイツのマリタ・コッホが持つ47秒60(1985年)の世界記録に0秒18と肉薄するものだった。

 旧東ドイツのアスリートと言えば、どうしても当時のドーピング疑惑という暗い影がつきまとう。このデリケートな歴史にあえて触れたのが、大会アンバサダーを務める俳優の織田裕二さんだ。

 大の推しであるマクローフリンを「やっぱり本当に凄い!」と絶賛したうえで、「1位の記録ってやんちゃな記録なんで。昔の東ドイツのね。85年なんてやんちゃな時代ですよ」と独特の表現で言及。「こんなの消したいっていつも思っている記録に手が届くよ。0秒18だから手が届く。今日は雨でこのコンディションのなかでも0秒18なんだから、ぜひ世界新を出していただきたい」と記録更新に期待を込めた。  

 さらに「次の大会(2年後の北京大会)では200と400。あのアリソン(・フェリックス)の後継者としてやっていただきたい!」とも熱くエールを贈った織田さん。ネット上ではその言い得て妙な“やんちゃな時代”というフレーズが話題を呼び、称える声が続出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/588e751159e187934a8cbd7699ecda9f7cf68a19