NHK大河ドラマ「光る君へ」は、なんとか世帯視聴率で過去最低は免れそうだが、良くも悪くも、まるで話題にならないまま12月15日放送で終わる。大石静の脚本、女性主役のドラマを得意とする内田ゆきプロデューサーが制作統括ということで、大いに期待されながらコケた。
「大河としては、初めての平安時代のメロドラマということもありますが、とにかく全体像が分かりにくいんです。戦国ものなら信長、秀吉、家康という絶対的ヒーローがいて、そこを中心に敵味方や家臣らの人間が描かれ、ストーリー展開も戦の勝ち負けとはっきりしています。しかし、『光る君へ』は左大臣や蔵人などの官位制、天皇の権力、当時の婚姻習慣などの予備知識がないと理解しにくいんです。早い話、藤原道長(柄本佑)がどのくらい偉い人なのかもよく分かりません。だから紫式部のまひろ(吉高由里子)が、道長へのラブレターでもあった源氏物語を書き続けたモチベーションが伝わってこない。時代や社会背景の説明部分が薄く、分かる人にしか分からないドラマになっちゃったというのが致命的でしたね」(ベテラン放送作家)
■藤原姓が多すぎた?
登場人物の名前は藤原ばっかりだし、衣装もみな似ていて、宮廷など同じセットのシーンも多く、「あれえ、この前と一緒じゃん。もういい」と多くの大河ファンが脱落してしまったのだ。
では、平板なこのドラマ、結末くらいは盛り上がるのか。大河の最終回は印象的な演出で話題になることが多い。最近では「どうする家康」の徳川家康は病死、「鎌倉殿の13人」の北条義時は毒殺、「青天を衝け」の渋沢栄一は老衰と、主人公の死でドラマは「完」となった。しかし、糖尿病だったといわれる道長の病没はともかく、道長と夫婦にならないまま別れたまひろも病の床で最期を迎える結末では暗すぎる。
「視聴率は低いですが、意識高い系の女性には評判がいいんです。さまざまな壁にぶつかりながら、最高権力者や男社会におもねることなく、自分はこう生きたいという道を選んでいく主人公に共感するのでしょう。もともとそれがテーマのドラマですから、生涯の恋人の道長が死んで、“後を追うように……”というエンディングでは納得できませんよね。源氏物語も書き終わり、次の人生に歩み出す象徴として、まひろが旅に出るシーンで完結となるようです」(テレビ情報誌編集デスク)
ドラマでは惚れっぽい女性として描かれているから、旅先での新しい出会いを予感させるような終わり方なのだろうか。京都市北区に紫式部のものとされる墓はあるのだが、没年も死因もはっきりしない。
今年は前期の連続テレビ小説「虎に翼」も「光る君へ」も、女性の活躍と自立を描いた。夫婦別姓やジェンダー問題に一石を投じたいというNHKの狙いは間違っていなかったが、トラツバは大好評、ヒカキミはずっこけた。「光る君へ」は大河でなく、2クールくらいの連続ドラマだったらもっと評判になったはずだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/364264
藤原だらけで覚えられない
覚えるまでの関心がわかない
えめっちゃ面白いんだが
>>7
そりゃそういう人もいる
オリムピックだって面白いと言ってた人はいた
>>7
これ
ふだん大河は数話で脱落してきたが光る君へは完走しそう
ゲンダイがドラマ叩きしたいだけだろう
>>170
ちゃんと視聴率は低いが意識高い系女性に大人気だと書いてるだろ。
道長と紫式部が恋仲ってのが昔から地雷だったので見なくなった
そもそも時代設定的に視聴率は取れないだろ。
家康とか信長だしとけば内容なんてどうでもとりあえずは見る層は増えるんだから
>>9
どうする家康は数字取れなかったよ?
始まってから伊周が生きてる時までは面白かった
11月になってぐらいから恐ろしく面白くない
ここまで観たから惰性で観てるって感じ
自分は楽しんで観てた方だと思うけどここ数回は本当に面白くない
平安時代コスプレしてるだけで性格は現代人だからな
>>10
そう
せいぜい一人ぐらいだよねちゃんと背中も演技してるの
あれじゃなあ
挿絵付き小説みたいなドラマ
わしみたいにネット配信か録画で観てる人多いんじゃね
年々視聴率水準は下がってるんだから過去最低じゃなかったら上出来だろ
有名武将が出てきて合戦するのが好きな昭和おじいちゃんたちが観てないからだろ
長年、大河ドラマってのはそういう層に支えられてきたわけだから
紫式部じゃドラマ自体がいくら面白くても視聴率は下がるわな
あとTVerとかプライムビデオとかでもみられるようにしろよクソNHK
源氏物語も書き終わり
なんつーか
終わったーな感じで完結してないような
キャスティング上は紫式部(まひろ)が一応主役にはなってるけど、ドラマとしては藤原道長が軸になってるのな
まひろは傍観者
>さまざまな壁にぶつかりながら、最高権力者や男社会におもねることなく、自分はこう生きたいという道を選んでいく主人公に共感するのでしょう。
うーん…
そんな話だっけ?
>>27
紫式部に関する資料が少な過ぎるから、どうしてもそういう構成になるな。
>>78
紫式部の資料が沢山あってもこうなるよ
時代の主役は道長なんだから
戦国時代なんか誰が主役でも結局信長がメインになるのと同じ
戦国と幕末の焼き直しはいい加減飽きたから、個人的には悪くなかったと思うけどな。
最近では渋沢栄一のも良かったと思うし。
まあ視聴率が付いてこないと色々言われるんだろうけど。
来年は秀吉秀長兄弟だっけ?
今のところ興味あるのは仲野太賀主演てとこだけだな。
いや、戦国時代なら面白いって言うけど『どうする家康』は歴代最低レベルのつまらなさだったと思う
本当にあれほど見てて苦痛な大河はなかなかないよ
あれに比べたら今年は全然マシだわ
>>37
家康は前半クソだけど、本能寺の変以降の後半からまあまあおもしろくなった
家康のキャラも変わったし、秀吉との実質ダブル主人公になってて、ムロツヨシが良かった
>>37
SHOGUNがどう家終わってから配信でよかったなとつくづく思ったw
軍師官兵衛の淀殿からまた同じ役回りだった二階堂ふみ立派になってた
>>37
まあ、今更家康主人公で何かやるとしたらああいう感じになるのは分からんでもないけどな
ノッブや秀吉でも切り口は工夫せざるを得ないよ
吉高を主演にするからだろ
どこに需要あんだよ
大河ドラマなんて観ない母ちゃんが毎週観てるわ
なんか虎に翼を持ち上げたくて無理やり大河やおむすび貶してない?
なんかネットニュース担当者に虎に翼工作員でもいるのか?って思う
ストーリーの質の高さでは光る君へもおむすびも虎に翼より数段上なのにな
個人的には記事で絶賛してる虎に翼の方がつまらなかった
>>55
翼じゃなくて糞だろってくらい駄作だったな
いや?コンテンツの割には面白い方だぞ?
吉高由里子も旬じゃないし、男ありえんくらい芋だし
しかも、男には興味もたれなさそうな平安&文化系だぜ?
紫式部を伊藤沙莉、藤原道長を千葉雄大ってのもアリだったかもな
細かいところまで気を配っていて暗示や伏線がすばらしい
>>1
>ジェンダー問題に一石を投じたいというNHKの狙いは間違っていなかったが
いーや!これが間違っている
脚本 演出 プロデューサーとトップが全員女だから
>>146
なんで相手役を柄本にしたかなあ
特にラブシーンとか見たくない人結構いる
清盛は中だるみもせずめちゃくちゃ面白かったけどなあ
ネットの評価アテになんない
金かけた割に振るわなかった理由付けは(こじつけ的なものを含めて)挙げれば幾つもあるだろうが
まず「そもそも紫式部の人生とか、その他平安時代の出来事や風俗なんかに興味ある人間自体が世の中そんなにいねえし」ってのが最大のもんじゃねえの
登場人物多いし人間関係が複雑な話でドラマにしたらついて来れなくなる人多いよ
あさきゆめみしを全巻読破している俺からすればかなり面白かった。
嫁と娘は読んで無いらしく、バカじゃねえの?って言ったら元祖オタクは言うこと違うわとか言われてるが、毎回見るたびに勝ち誇ってる。
大河は普通に楽しく見てるよ
むしろ朝ドラが見る気しない
昔みたいに2クール2連続でやる、
その片方なら成功でしょこれ
国際ロマンス詐欺辺りからだんだんだれてきた
ラストの刀伊の侵寇もイマイチだったし
結構面白い
だから応仁の乱をやっとけっつってんじゃん
1年で終わらずに10年かけてやれよ
>>205
その思いは今回衛門に喋らせたからそのうちマジで応仁の乱くるぞw
源氏物語をやるのかと思ったら、作者の物語だもの誰が見るんだ。
三谷幸喜の演劇だと思って観に行ったら、全然違う人が脚本を書いた三谷幸喜の生涯の劇を見せられたようなもの
別に道長がイケメンでなくてもいいけど演技は気になった
若い頃はともかく権力者になってから怖さがないんだよな
鎌倉殿の小栗旬は最後の方は画面に出てきただけで重苦しい雰囲気が流れてたのに
期間平均視聴率ワースト10(関東地区)
加重平均
10位 花の乱 14.083%
9位 青天を衝け 14.081%
8位 おんな城主 直虎 12.80%
7位 西郷どん 12.72%
6位 鎌倉殿の13人 12.67%
5位 平清盛 12.01%
4位 花燃ゆ 12.00%
3位 どうする家康 11.21%
2位 光る君へ 10.72% ← いまここ(46話まで)
1位 いだてん 8.17%
>>242
いだてんは別格だからな
事実上最下位みたいなもんだな
>>242
韋駄天を超えるの難しそうだなw
>>255
来年のべらぼうならいだてん超え狙えるぞ
ワールドカップあるし24時間TV復調してるし光る君への後だから初回ボーナスは狙えない
家康は嵐パワーも大きかったのでは
でも全然高視聴率じゃなかったよね
大河ドラマとしてはけっこう真面目に作られてるしキャストもはまり役で雰囲気出してるし、割と成功だと思うけど
派手な動きのシーンも少なく地味な印象はあるけど
せめて華やかな京都現地ロケシーンでもあればね
昨日の刀伊の入寇を見てるとやっぱり侍が出てくるシーンも多少はあると締まる感じがするから
平安時代をやるなら方言平治の乱とかの平安末期の院政時代が面白そう
1000年以上前なのに、役者がまるで現代のように会話しているからな