1:名無しさん




中国の小売大手「胖東来(パンドンライ)」が河南省許昌市で建設を進める大型商業施設「夢之城」の現場映像が、日本のソーシャルメディアで急速に拡散した。投稿された動画では、鉄筋が驚くほど整然と並び、現場全体が整理整頓され、まるで建築模型のような完成度を見せている。投稿者は「AI映像かと思った」と驚きを記し、「中国の建設技術と現場管理は想像以上に進化しているのかもしれない」と指摘した。

この動画は10月14日、AI・テック情報を発信するアカウントによって共有され、短時間で100万回を超える閲覧を集めた。映像では作業員が黄色のヘルメットとベスト姿で配筋作業を進め、黒い防水層の上に精密に組まれた鉄筋格子が広がる様子が映し出されている。夕陽を背景にした広大な掘削現場とクレーン群の眺めも印象的だ。

「夢之城」は実在するプロジェクトである。胖東来創業者の于東来氏が主導し、自社資金約65億元(約1400億円規模)を投じる最大級の単体事業だ。百貨店、スーパー、映画館、ホテルなどを含む超大型複合施設で、一期の建築面積は約46.7万平方メートル。2026年春に本格着工し、2029年の開業を目指している。中国国内では、現場の徹底した清掃、規格に沿った施工、作業員への賃金や福利厚生の改善が「工地を芸術品にした」と高く評価され、実写映像が相次いで公開されている。ネット上では「AIですらこれほど完璧な図は生成をためらう」との声も多い。

一方、日本では「鉄筋の下にスペーサー(かぶり厚さを確保する部材)が見当たらない」「鉄筋が浮いているように見える」との指摘が相次ぎ、「AI生成動画ではないか」との疑念が広がった。通常の建設現場で見られる泥や資材の散乱が少なく、全体が整いすぎている点が、AI生成画像にありがちな「不自然な美しさ」を連想させたようだ。投稿者自身も「AI映像かと思った」と記しており、現実と生成映像の境界が曖昧になる現在の状況を象徴している。