1:名無しさん




・参考:9年前の時点での大学の評判

 石巻市は、15万人が暮らす宮城県第2の都市だ。地域に貢献する人材の輩出を目指して、石巻専修大は1989年に設立。市内初の大学となった。理系の学部が中心で、地元で盛んな水産加工業や製造業とも連携している。震災後の2013年には「復興ボランティア学」という新しい学問も生まれた。

 一方で2010年には449人いた卒業生が、2015年には276人に減。大学によると、背景には放射能による風評被害と、通学の重要な足となるJR線の復旧が2015年までかかってしまったことがあるという。           

 そんな現状があってか、河合塾が算出している偏差値は35。これは不合格者が少ないため、合否を分けるボーダーラインが設定できなかった大学につけられる偏差値だ。ボーダーフリー、属に言う「Fラン大学」だった。

 地域住民から求められて設立され、震災から得た重要な見識を発信している一方で、学生からは進学先として支持は得られていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a66f55f8d3067db714d1d8033affbcac0562df5a