1:名無しさん




事例から浮かび上がったのは、親が無防備でなくとも、10歳に満たない小学生がセキュリティーを突破してしまう現状だ。ある事例では、親が以前使用していたスマホを自宅の「Wi-Fi」につなぎ、小学生の息子に貸与。課金には親の指紋認証が必要となる設定をしていたが、息子は友人に教わって自身の指紋を認証対象に追加していた。ほかにも、親が設定していたパスワードを小学生の子供が勝手に変更してしまうケースが複数あった。

同センターによると、未成年が保護者の同意なく契約した場合、民法上は契約を取り消すことができる。だが子供が保護者のアカウントを悪用したケースでは、保護者が決済したとみなされてしまうことがある。

同センターは「スマホやタブレット端末を子供に渡すのは、財布を渡すのと同じぐらい危ない」と強調。渡す場合は親のアカウントはログアウトし、子供専用のアカウントに切り替え、アプリのダウンロードや課金に親の承認が必要となる「ペアレンタルコントロール機能」を利用するよう呼び掛けている。

https://www.sankei.com/article/20240505-3A6S3BEYGNMLJKDG73CJ6VZF7A/