1:名無しさん




地球の内部構造

地球は均質な球体ではなく、成層構造をなしています。これまでのさまざまな研究により、人類が到達していない地球内部の構造も、少しずつ明らかになってきました。

地球の内部構造を分けるのには、2種類の方法があります。ひとつはどんな物質でできているかという岩質 (組成) による分け方と、もうひとつは、剛体であるかないかという力学的な違い (流動しやすさ) による分け方です。

組成を基準にした分け方では、上部マントルは主にかんらん岩からできていると考えられています。下部マントルは高い圧力のためかんらん岩がより緻密な構造に変わっていると考えられ、上部マントルと下部マントルの間は漸移帯 (遷移層) になっています。下部マントルと外核の境界部はD”層と呼ばれ、かんらん岩が更に緻密な構造に変わっていると考えられます。外核は主に液体の鉄とニッケルから、内核は主に固体の鉄とニッケルからできていると考えられています。

一方、流動性を基準にした分け方では、地球の表層をリソスフェアとアセノスフェアに区分します。アセノスフェアは上部マントルに相当しますが、その一部が溶けていて流動性があると考えられています。現在では広く知られるようになったプレートテクトニクスでプレートと呼んでいるのは、ほぼリソスフェアに相当します。このほか、リソスフェアにアセノスフェアの最上部も含めてテクトスフェアと呼び、これをプレートとみなす考え方もあります。

このような地球内部の組成及び物性の大きな変化は、地球内部の高い圧力のため、結晶の構造が高密度に変化 (相転移) することと、地球内部の高い温度のため、物質が部分的に (外核では大部分) 溶融することが原因です。また、地球内部での温度と圧力の変化は、火成岩や変成岩の成因に大きな影響を与えます。

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https://www.gsj.jp/geology/geology-japan/geology-earth/index.html