1:名無しさん




 団体は政治風刺を伴う音楽公演やイベントを企画してきた。2022年に開催した5件のイベントについて、コロナ禍での文化芸術活動を支援する文化庁の補助金を申請したが、3件が不交付に。1件は国葬反対に絡むイベントで、ほか2件は、チケット販売サイトで「ネトウヨ」や自民党支持者らの来場を禁止する文言を記載していた。

 判決で篠田賢治裁判長は、「特定の政党や政治的意見に反対し、排除しようとする活動」などとし、3件を政治的主張を宣伝する活動と認定。補助金を交付すれば文化庁側が特定の見解を援助したと誤認される恐れがあり、「公務員の政治的中立性が害される具体的な危険がある」と指摘し、不交付決定は合理的だと判断した。

◆「政治的中立性を政府のさじ加減で決められてしまう」

 他方で、不交付決定を巡る原告側の不服審査請求を文化庁が棄却した裁決は、手続きの過程で、決定の適法性を主張する立場にいた同庁の参事官補佐が裁決書の原案作成にも関わっていたと指摘。「中立公正な立場での審査は困難だった」とし、違法だと認めた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/511565