1:名無しさん




文房具売り場で、青白黒のストライプが特徴のMONO消しゴムを手に取った人は多いだろう。トンボ鉛筆のロングセラー商品として、1969年の発売以来、日本だけでなく世界でも知られる存在だ。ところが最近、国内で販売されている「海外仕様」の限定パックをよく観察すると、興味深い事実が浮かび上がる。

ロフトなどの店舗で見かける「世界のMONO 海外大集合!」といった限定セット。韓国やEU向けと銘打たれた製品のパッケージを裏返すと、「Made in Japan」の表示がある。一方、普段日本国内で普通に売られている標準的なMONO消しゴムの多くは「MADE IN VIETNAM」と記されている。同じブランドのほぼ同じ見た目の商品なのに、生産地が逆転しているのだ。

トンボ鉛筆は愛知県新城市に生産開発センターを置き、国内での研究開発と製造能力を維持している。一方で、2000年代以降はベトナムに複数の工場を設立し、修正テープやマーカー、消しゴムなどの量産を進めてきた。コスト面での優位性(人件費、土地、光熱費など)と、軽量で輸送しやすい製品特性から、ベトナム生産が効率的になるケースは少なくない。