今月8日、韓国裁判所の慰安婦被害者賠償判決で一次的な司法の正義は実現したが、実際の賠償まではまだ道のりは長い。日本公館の差し押さえなども議論されているが、現実性が低いうえに韓日関係を破局に追い込みかねない。
そのような中、2015年韓日間慰安婦合意によって日本政府が予算から拠出し、今は性格が曖昧な和解・癒やし財団の残余基金56億ウォン(約5億2600万円)が再び注目を集めている。
(1)「日本の拠出金」、いくら残っているか
日本政府は2016年の財団発足と同時に、合意した通り10億円(当時のレートで約108億ウォン)を拠出したが、文在寅(ムン・ジェイン)政府は慰安婦合意に重大な誤りがあるとし2018年に財団解散を決めた。
10億円を財源として被害者と遺族に支援金を追加支給することも中断した。
だが、財団はまだ法的に完全に清算されておらず、すでに支給されたものを除く56億ウォンが財団基金としてまだ存在する。
韓国政府は残金を返さないとし、日本も返還を要求しないと方針を固めたため、56億ウォンは誰も手が付けられないまま残っている。
(2)日本との交渉は可能か
公館を除くと韓国にある日本政府資産自体を探すのは困難なので、一部からは今回の訴訟で勝訴した被害おばあさんに56億ウォンを活用して賠償する方案も提起されている。
これに先立ち、2019年強制徴用問題解決のために文喜相(ムン・ヒサン)前国会議長が韓日の企業・国民の自発的募金案を提案し、草案に和解・癒やし財団の残余基金を活用する方案を含めた。
当時菅義偉官房長官は「和解・癒やし財団の基金は韓日合意を履行する観点から使われなければならない」とし、事実上反対の立場を明らかにした。
これは逆に考えれば韓国政府が慰安婦合意継承を前提に慰安婦問題解決のために56億ウォンを使うとすれば、日本もあえて反対する名分は大きくないということにもなる。
外交消息筋は「和解・癒やし財団出資金の場合、明確に『賠償金』と釘を差してはいないが、日本が責任を認めたことを前提に日本政府予算から出したもので、事実上賠償金の性格がある」と説明した。
また「日本も韓国政府がどのように説得するかによって、すでに渡したものなので、韓国側が判断して使うことに同意する可能性もある」と話した。
(3)韓国のお金か、日本のお金か
このように和解・癒やし財団基金自体が日本政府の予算で作られたことは間違いないが、拠出後はすでに財団のものになったうえ、解散手続きまで進行中なので、この出資金の性格が曖昧になっている。
財団自体は女性家族部の傘下にあり、財団定款が準用する民法によると、「(財団解散時)財団の設立目的と同じような目的のために、処分できない時、(残余財産は)国庫に帰属する」とされている。
最初は日本政府が出したので「日本のもの」であっても、今は韓国政府の管轄にあるので「韓国のもの」としても見ることができる曖昧な状態といえる。
だが今回の慰安婦賠償判決の核心は、賠償主体が「日本政府」というところにある。56億ウォンの活用に両国が同意するからといって「韓国のもの」にするなら、判決の趣旨そのものから外れることになりかねない。
そのうえ韓国政府は日本が拠出した10億円を全額韓国予算で充当するとし、2018年103億ウォン規模の予備費を編成した。
10億円のうち、すでに被害者に支給されたお金まで否定することによって「日本が出した10億円には手を付けなかった」という論理を構成するのが目的だった。
このため、財団の残額も韓国政府のお金に代える性格の基金という反論もある。
中央日報日本語版2021.01.28 06:52
https://japanese.joins.com/JArticle/274902
https://japanese.joins.com/JArticle/274903
>>1の続き。
(4)カギは被害者の意志
結局、カギは賠償を受け取る慰安婦被害者の意見だ。日本政府を相手取って慰安婦被害補償訴訟を起こしたおばあさんは全員2015年慰安婦合意に反対した。被害者が和解・癒やし財団のお金は受領しようとしない可能性がある。
また、慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さん(93)は8日、勝訴判決後に中央日報の電話取材に応じ、「3億ウォンをもらっても嫌だ」とし「日本の謝罪が先」と話した。
56億ウォンを活用するのかやめるのかよりも、日本政府が誠意ある謝罪とみることができる措置をするかどうかがまず協議されなければならない。
このような過程が前提にならなければ、両国政府が合意したところで、2015年慰安婦合意の時と同じような結果になりかねない。
世宗(セジョン)研究所の陳昌洙(チン・チャンス)首席研究委員は「生半可に韓日間協議に入るよりは現状凍結がよい場合もある」と話した。
だが、日本は2015年合意で安倍晋三首相が「日本総理大臣」の資格で「お詫びと反省」を表したことによって「最終的・不可逆的」にすべての問題が解決済みだという立場なので、追加的な措置に意志を示さない可能性が大きい。
そのうえ菅義偉内閣の支持率がスタート4カ月で半分に下落するほど、国内政治的な状況が厳しい以上、歴史問題に関連して韓国に前向きな措置を取ることは容易ではないという観測もある。
>>おわり。
>>2
条約や約束を破るならせめてその時にもらった金を利子つけて返してからにしたら?
つまり併合前の李氏朝鮮からの借金の立て替え分、併合時代からの資本投下分、日韓基本条約時の援助金、その他もろもろで数百兆円にはなるだろうけど。こいつらの脳構造が本当にわからんわ。
そんなにないだろ?
イランの金さえ使いこんでるのに
それ最終で不可逆の手切れ金だから。
残金は正義連を通じて婆さんたちに分配する、とすれば多分丸く収まるよ
婆さんたちには金はいかないだろうけど
>>5
つうか、あの金は韓国だけで使うものじゃなかったはずなんだが…
>>1
日本としては「最終的かつ不可逆的な解決」した話だから
もうそれは韓国の国内問題だろ
結局、お金
どうすればおかわり最大になるかで
無い頭悩ませてんじゃねーよ
金 金 金
右往左往して、結局振り出しに戻る
ムン政権が合意なんか無効だってタンカを切ったから始まったこの騒動
日本は関係ない
財団解散したのヤバイってやっと気づいて来たのかなw
>>13
日本人は慰安婦詐欺にカンカンだから、
韓国はもう終わりだろうな
韓国が日本から慰安婦詐欺で奪った金の1000倍の金を奪われる。
ほら残った金にはげたかが集りだしたよ
結局金が気になってしょーがない
ほんとに残ってるか怪しいけど
そもそも金配るだけなのに財団とか必要なんか
>>22
10億円を原資として運用して、その運用益を元慰安婦の生活支援にする
運用しなくちゃいけないからの財団だし、運用益を財団の運営費に回さないための、運営費は韓国政府持ちだったんだけどね
言っとくがその10億円は朝鮮人慰安婦だけの金じゃ無い
世界中の慰安婦の為の金でその運営費だ
つまり日本は世界中に居る可哀想な女性達を救う一助として、韓国が運営する財団に金を運営費として渡したんだ
そして毎年どの様に運営したかを日本に報告する義務がある
何を勘違いしてるのかは知らんが、お前らは世界中の慰安婦の為の金を不正利用しただけだ
帳簿上残ってるだけで実際は使い込んでるか横領されてんだろ?
>>31
イラン原油代も
準備高も
どれもこれも信用できねーなw
元慰安婦が賠償訴訟で勝ったじゃん、それに使えばいいwww
何言ってんだよ、残ってる訳ないだろ
慰安婦合意に基づいて作られた財団によって使途が決定されるべきお金のはず
財団を解体しておいて勝手に手を付けるとしたら、
それは合意違反あるいは破棄とみなしていいだろ
>>55
たしか合意時には全部を慰安婦に渡すって話やったのに、作った財団の人件費にも流用してたんやなかったかな?
>>72
そうそう、財団の立ち上げと運営は韓国
約束した用途以外で使って作ったくせに、挙げ句にすぐに潰した
アイツらは何一つ義務を果たさず、一銭たりとも払ってない
そして、解散時点は残り6億円って言ってたのに、あれから2年間でなぜかまた減ってるな
慰安婦支援金、残った6億円 受け取った人、拒んだ人
財団の金()だよ、
使命終えて解散したから本来整理清算されてなきゃおかしい
3年もほたらかしなら国庫に入るだろ
だからさ、韓国政府は、慰安婦が、売春婦なのか、日本軍に拉致られた婦女子なのか、はっきりさせろよ!!
韓国のメディアも、大統領、政府がどう考えているのかぐらい質問しろや。
ぶっちゃけ韓国に10億渡すのを決定したときは何で渡しちゃったんだと思ったけど
こんなに楽しい爆弾になるなんて思いもしなかったよ
日本の金じゃないぞ
これを原資に合意内容にそった行動をし、原告を説得して訴訟取り下げさせるのは日本も納得するだろうが
原告が説得に応じるわけない
日本の金として強制執行したら断交
>>82
だな。日本政府を訴えて賠償金を取ったという前例が出来るわけだから
日本政府は認めないだろうねえ。
好きに使えよ、もう渡した手切れ金だからさ。
ああ但し、香典込みだからな。
韓国がご臨終しようがどうなろうが、今後一切日本は係わらんからな。
>>1
既に自称元慰安婦が金を受け取ったことには直接触れないくそのような記事
まあ、日本を恨みながら死ぬのも人生だろ。
関係切れるなら10億は破格だな安倍さんグッジョブ
意図は違うが結果オーライ