<人種的マイノリティーが指導者になった唯一の主要な民主国家という事実>
人種問題に関するアメリカの歴史は、悲しいほど逆説的だ。
私は2008年11 月4日の大統領選当日、投票用紙にバラク・オバマの名前を見つけたとき、自然と目に涙が浮かんできたのを鮮明に覚えている。奴隷制度はアメリカの原罪であり、白人女性より前に黒人男性を大統領に選出したことは、機会の平等という建国時の哲学的信条を実現したいと願い続けてきたアメリカにとって画期的な出来事だった。
第3代大統領トマス・ジェファソンはアメリカで最も重要な文書である独立宣言に、全ての人間が平等で不可分の権利を持つべきだというアメリカの信条を明記した。だが、当時のアメリカは制度的に黒人を奴隷化していた。独立宣言の起草者であるジェファソン自身、多くの黒人奴隷を所有していた。
アメリカの黒人は警察官に殺される確率が白人の2.5倍もある。黒人が刑務所に入る確率は大学進学率よりも高く、囚人たちは危険で過酷な労働を強いられる。そのため多くの研究者は、アメリカの刑務所は現代版の奴隷制度だと主張している。
ミシェル・アレグザンダーの著書『新ジム・クロウ』は、投票する権利を奪われたある黒人の家系の歴史を通じ、延々と続く人種差別の実態を浮き彫りにしている。ある元囚人の曽々祖父は奴隷にされ、曽祖父は投票しようとして白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に殺され、祖父はKKKの脅迫のために投票できず、父親はジム・クロウ法(黒人隔離法)に投票を妨げられた。そして今、本人も有罪が確定した既決重罪犯であることを理由に選挙権を奪われている。
アメリカは人種差別国家なのか:答えはノーだ
https://www.newsweekjapan.jp/sam/2020/06/post-51.php
6月19日は奴隷解放宣言を記念する祝日だった。トランプ米大統領はこの日にオクラホマ州タルサ(1921年に悪名高い黒人虐殺事件が起きた場所)で集会を予定していたが、激しい抗議を受けて翌日に延期した。
それでもトランプは、ツイッターでこう警告するのを忘れなかった。「オクラホマに行くあらゆる抗議デモ参加者、無政府主義者、扇動者、略奪者、犯罪者は理解せよ。ニューヨークやミネアポリスのような扱いを受けることはない」。黒人主体のデモ参加者は、負傷したり殺される恐れがあるという脅しとも受け取れる。
やはりアメリカは今もひどい人種差別国家なのか?答えはノーだ。公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キングは、道徳の弧は正義に向かっていると言った。
実際、アメリカは少しずつ人種的平等という正義の実現に近づいている。白人の側も雇用、学校、公共施設における平等の支持など、これまでにかなりの進歩を見せてきた。黒人に対する白人のネガティブな偏見も明らかに改善している。黒人は知力や勤勉さで白人に劣るとの見解を支持したり、黒人の近所に住むことや異人種間の結婚に公然と反対する白人は少なくなっている。
民主党の副大統領候補に名前が挙がっていたエイミー・クロブチャー上院議員は18日、党の大統領候補指名が確定したバイデン前副大統領に対し、辞退の意思を表明。有色人種の女性を選ぶよう助言したという。バイデンがこの助言を受け入れれば近い将来、白人女性の前に黒人女性の大統領が誕生する可能性も出てくる。他の主要な民主主義国家で人種的少数派がリーダーになった国はない。アメリカは彼らが1人目を出す前に、2人目を誕生させるだろう。
アメリカが格差と人種的不公正の問題を抱えているのは事実だ。それでも、現在の抗議デモには黒人と同じぐらい多くの白人が参加している。その光景は機会の平等を求める真のアメリカ的精神と、建国時の信条を実現しようとする最高レベルの願いと努力の表れだ。
まあ前任者が能力を見込まれて当選したわけじゃないし、
オバマも単に黒人というだけで選ばれても仕方ないよ
黒人以上に差別を受けるヒスパニックやチカーノ、アジアンのことを無視するニューズウィーク
白人側が譲歩する時代が来たのだ
>>8
譲歩しすぎた結果が今のバカみたいな騒動だと思うわ
これがアメリカンジョークか
えっ!?
頭だいじょぶっすか・・
おかしな国の中にいると現状を見られなくなるんだな
副大統領に黒人を採用するんだろ?平等にするため、さすがアメリカだわ(笑)
いやでも黒人さん怒ってますやん
人種差別しながら白人同士でポリコレゲームやってるだけってみんな知ってるから
>>26
ポリコレゲームのせいでハリウッドとかもそうだけど色々とレベルだだ下がりだよな
差別があるなんて言ったら差別主義者のレッテル貼られてボコボコに差別される
これがアメリカだ😎
じゃあなんでこんなことになってるのよ
平等に向けた必要な過程なんですかね
けど日本に来てる黒人が「日本だと人種差別なくていいわー」って言ってるし
>>40
ビジネスで来てる企業人は比較的まともだからな
仕事で中国人とやりとりすることもあるが
そういう連中は日本人に合わせるのがすごく上手だし
下手な日本人より敬語を正確に使うし愛想が良くて腰が低い
あと姿勢が良くて表情が明るい
本国でもデキる人なんだろうなと思うよ
「私はレイシストではありません」
とういう免罪符売って大統領になっただけだからな、オバマ
でもまぁ中国には負けて・・・
いや無茶苦茶やってきたからな
このライターの想定してる人種差別国家ってなぜか日本だったりするだろうなw
アファーマティブアクションという人種差別が絶賛される異常な環境に身に置くと考え方の根本から狂っていくんだろうな
>>61
マイノリティ(黒人)を優遇するのにマイノリティ(アジア人)が冷遇されるゴミみたいな制度
酷い人種差別国家だから差別に敏感なんだよ
アメリカ人のいう差別はアメリカ特有の差別
なのにそのローカルな差別を世界各国に当てはめる
バカはその特殊な差別観をそのまま取り入れる
背景にある歴史やストーリーには気が回らないバカばかり
しかしニューズウィークがこんな事を書くとな
読んでねえけどw
>>139
ニューズウィークはいつもこんな調子だぞ
もっと酷くなってる気がするが
>他の主要な民主主義国家で人種的少数派がリーダーになった国はない。
この思い上がりがほんと腹立つ
ペルーのフジモリ
ボリビアのモラレス(先住民の方がマジョリティかもしれないが)
あと何人か探せばいるだろ