アングル:信仰よりも物質重視、チベットで進む中国の合流政策
ジャンダン村にあるジェクイッドさんの立派な家には、仏教関連の彫像や掛け軸が多数飾られた広間がある。祈祷に使うマニ車も並んでおり、信仰の篤い76歳の父親テンジンさんが毎日2度回している。だが、中国共産党の党員であるジェクイッドさんは無宗教だ。
「この家を建てられたのも、政府の政策が優れているからだ。私の心は完全に党とともにあり、宗教心はカケラもない」とジェクイッドさんは言う。彼の家は、政府主催のチベット取材ツアーのなかで、記者団に公開された。通常、外国人ジャーナリストがこの地域に近づくことは禁じられている。
北京、チベット現地の政府当局者は、このツアーに招待されたメディア各社の記者たちを入念に調査した。ツアーは厳格な監視のもとで行われ、政府当局者の立ち会いなしに一般のチベット住民と接触する機会はほとんどなかった。
中国はチベット住民の考え方や価値観を変革し、現代中国のメインストリームに合流させようと努力している。この地域の敬虔な仏教徒に対し、信仰をあまり重視せず物質的な繁栄を重視させるように働きかけるのもその一環だ。
チベット自治政府のチザラ主席は、「チベットには悪しき旧慣が若干残っている。主として、来世を重視し、現世での幸福追求への衝動を弱めようとする宗教の悪影響が原因だ」と話す。
チベット取材ツアーのなかで、当局は同自治区における救済貧困プログラムを誇示した。よりよい住宅への転居、学校教育、職業訓練、天候に左右されないマッシュルーム栽培農場といった事業開発などが内容とされている。今年末までに全国的に農山村地域の貧困を解消しようという対策の一環だ。
続く
https://jp.reuters.com/article/china-tibet-idJPKBN27L0OC
続き
また当局者は、チベット住民の「心を管理する」取り組みを説明した。チベット住民は、数世紀にわたり、輪廻信仰と精神的指導者への献身を特徴とする敬虔な宗教社会で暮らしてきた。
ケイクタン村のデクイ・パルドロン村長は、政府による新築住宅の無償提供を受ける貧困世帯は、伝統的なチベット住宅に共通する特徴である仏陀礼拝のための居間の設置を禁じられていると説明した。無宗教である共産党から恩恵を得る以上、「面従腹背は許されない」からだという。
別の当局者は外来のジャーナリストたちに、「仏陀礼拝の部屋のためにスペースを割いてしまえば、男の子も女の子も1つの寝室に押し込めざるをえないかもしれない。これは双方の健全な成長のために理想的とは言えない」と語った。
中国は1950年に軍隊を派遣し、チベットを編入した。中国政府はこれを「平和的な解放」と称している。
1959年、チベットで起きた反中国蜂起が失敗に終わった後、精神的指導者であるダライ・ラマ14世は中国から亡命した。以来、長年にわたり貧困に沈んでいるチベットは、中国で最も政治的問題が深刻で制約の多い地域の1つとなっている。
続き
貧困救済の対象となった住民は、宗教関連の支出を抑え、その代わり、生計能力の向上と子どものために投資するよう指示された。
ニンティ市の職業訓練学校では、イデオロギー教育、政治教育を通じて「分離主義」と戦い、ダライ・ラマ14世を批判し、宗教が人々を「受動的」にすることを防ぐという標語が掲げられている。
チベット自治政府のカルマ・テンパ宣伝担当副大臣はロイターに対し、「10年前には、村民たちは寺院にどれだけ寄付したかを競い合っていた。今では、息子や娘が安定した政府系の仕事に就いているか、自動車を所有しているかといった競争になっている」と語った。
かつてはチベット住民の家に普通に飾られていたダライ・ラマ師の肖像は禁止され、ジャーナリストたちが見せられた家庭では、どこも習近平主席のポスターを額に入れて室内に飾っていた。
>>3
>かつてはチベットか住民の家に普通に飾られていたダライ・ラマ師の肖像は禁止され、ジャーナリストたちが見せられた家庭では、どこも習近平主席のポスターを額に入れて室内に飾っていた。
うーんこの
それ罠や
日本で言うなら公明党から共産党へ鞍替えって感じだなw
>チベット取材ツアー
良いところしか見せないんでしょ?
>>1
ロイターって中共に取り込まれてるの?
ウイグルでも取材が来るときだけお祭りしたりして平和アピールするのが中共の常套手段だけど
>>1
>北京、チベット現地の政府当局者は、このツアーに招待されたメディア各社の記者たちを入念に調査した。ツアーは厳格な監視のもとで行われ、政府当局者の立ち会いなしに一般のチベット住民と接触する機会はほとんどなかった。
ハリボテかよ
>>20
この時点で中国政府が仕組んだ、嘘だらけの取材ツアーだと分かる。
ツアーに参加したジャーナリスト達は、自分達が本当のチベットを取材出来たとは思ってないよな?
>>20
>>52
アポなしでチベット行くと大樹玄承っていう住職みたいな経験をするぞ
現地のチベット民が泣きながら「日本のお坊さん、チベットを中国から助けて下さい!!!」ってすがりついてくる
北のハリボテみたいなもんやな
ノーって言ったら収容所送りなのに本音が言えるわけないだろ
脳内お花畑かよ
男は殺戮女は漢民族との間で子供を作らせて民族浄化ってもう20年くらい前から言われてたけどな
チベットの広さも現在の数倍も広かった
実際はそんなチベット人なんかおらんのやろ
>>34
32のとおり民族浄化済み
共産党の犬になれば恩恵があるぞって言われてもなぁ
>「この家を建てられたのも、政府の政策が優れているからだ。私の心は完全に党とともにあり、宗教心はカケラもない」
>ジャーナリストたちが見せられた家庭では、どこも習近平主席のポスターを額に入れて室内に飾っていた
習近平を将軍様にしたら北朝鮮じゃん。
>>44
完全に別の宗教で草
> チベット住民の考え方や価値観を変革
思想強制拷問
> 宗教心はカケラもない
共産党(コミュニスト)がそういうスタンスだからな。
それに文革で歴史的にも貴重なものぼんぼこぼんぼこぶっ潰してしまったし、いまさら道教やら仏教やらどうでもよくってどっちかと言うと文革の闇と一緒に捨て去りたいんだろ。
チベット人の暮らし向きが本当に良いなら
なぜ厳戒態勢での取材になるんだよ
何時もの準備万端でマスコミを待ち受けてる所しか撮影できない独裁国家パターン
コロナやアメリカの制裁で中国が経済打撃を受けたと報じられれば「アリババが去年より儲かった」と報道し
チベットやウイグルでの中国による深刻な人権侵害が国際的に批判されると、取材ツアーを組んでプロパガンダ村に招待して提灯記事を書かせる
露骨すぎて呆れるしかねぇな
宗教なんていらないわ(笑う
外国メディアが入ってはいけないエリアには
何があるんだろうな
>>1
>北京、チベット現地の政府当局者は、このツアーに招待されたメディア各社の記者たちを入念に調査した。
>ツアーは厳格な監視のもとで行われ、政府当局者の立ち会いなしに一般のチベット住民と接触する機会はほとんどなかった。
もう北朝鮮と変わらんな
>彼の家は、政府主催のチベット取材ツアーのなかで、記者団に公開された。通常、外国人ジャーナリストがこの地域に近づくことは禁じられている。
ただのプロパガンダ記事じゃねーか